- 領土問題は曖昧が良いようだ
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(読売新聞より)
タイとカンボジアの軍事衝突が
再び激しくなってきて
7日から両国合わせて50人が死亡
民間人も巻き込まれていて
日本の自動車メーカー8社も
操業を停止しているそうである
年末なのにまた紛争で悲しい
思いをしている人達がいる
タイとカンボジアは大昔から
いろいろな紛争を繰り返していて
特に今回紛争の原因になった
プレアヴィヒア寺院の領土問題は
19世紀後半にフランスがカンボジアを
領土とした時にこの寺院を
カンボジア領としたことから
端を発して数えきれないほどの
血が流されてきた
パレスチナとイスラエルと
同じように
あまりにも根が深すぎて
お互いに引くに引けない問題であり
いくら軍事衝突を繰り返しても
どうにもならない事は明白だ
タイとカンボジアにかかわらず
だいたい隣の国とは歴史的に
なんらかの紛争や領土問題があり
お互いの国民が嫌悪感をもってい
いることが多いようである
個人的にはお互いに信頼しあって
とても友好的な関係になれるが
こと、国同士となると
何だかいがみ合うのである
高市さんの発言をきっかけに
中国が態度をどんどん硬化させていて
とても不愉快で不安になってくる
政治家がハッキリとものを言うことは
その人の理念や信念を貫くことで
責任ある立場になればなるほど
大事なことだと思うのだが
歴代の総理大臣が曖昧にしていた
事をハッキリ言った結果、隣国を刺激して
今の結果になってしまっているのも
事実である
特に領土問題は歴史的に根っこが
深くて1つ間違うと民間人を巻き込んだ
紛争に発展してしまうので曖昧に
しておく方が良いような気がするのである。
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