• 2020/10/29
  • 院長のひとり言
首下がり症候群には鍼灸治療が抜群です!


朝の情報番組の気象予報士のおじさんの

首の動きが気になっていて


パーキンソン病の薬の副作用の

首下がり症候群のように見える


首下がり症候群とは高齢者に多く見られ

先日も88歳になる伯母が

「首が痛くて手術を勧められた」

と言うので鍼治療で治したのだが


高齢者の痩せた人が首や背中の筋力不足で

首が真っすぐに保つ事が出来ないで

首が下がってしまいその状態で長時間うたた寝する

生活を続けていると


首の湾曲がその形に固定されてしまい

真っすぐに顔を上げることが出来なくなり


歩行困難や食べる時に誤嚥してしまう原因になる


高齢者に多い疾患だがパーキンソン病や

重症筋無力症、筋委縮性側索硬化症(ALS)など

原因疾患があるケースもある


この首下がり症候群は近い将来

爆発的に増える可能性が有ると言われていて


その原因にパソコンとスマホの普及が挙げられる


パソコンやスマホが原因でストレートネックになる事は

有名であるが最近はクレーンのように顔が

前に出ているのでクレーンネックとも呼ばれているようだ


ストレートネックやクレーンネックとなると

高齢化したときに首下がり症候群になるリスクが高い


このクレーンネックの人が若い人達を中心に

とても増えていて、この人達が高齢化すると

首下がり症候群の人が爆発的に増えると言う訳である


この首下がり症候群だが

冒頭で伯母の首下がり症候群による首の痛みを

鍼治療で改善させたと書いたが


首下がり症候群には鍼灸治療がとても効果的だと思う


高齢で筋肉が少ないのでマッサージや

整体などの外力を与えて筋肉を緩めようとしても

逆に筋肉を傷めたり関節を損傷したりしてしまうが


鍼灸治療では外力を与えずに

筋肉や関節を緩めて痛みを緩和できるので

安全で効果抜群である


基本的に筋力不足と悪い姿勢が原因なので

鍼灸治療と筋力強化と姿勢矯正のリハビリを

併用すれば手術を勧められた人でも

手術せずに治療が可能である


ストレートネックやクレーンネックと

言われた人は将来首下がり症候群のリスクがありますので

早い目に鍼灸治療で頸椎の正常な湾曲を取り戻して

根本的に首下がり症候群を予防しましょう。





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