• 2020/10/23
  • 院長のひとり言
季節の変わり目には薬膳スープが効果あり!


先日の土曜日にとても冷たい雨がふり

急激に気温が下がりました


急激な気温の変化に私たちの五臓六腑は

一生懸命対応してくれていますが

やはり先週あたりから


頭痛、腰痛、膝痛などの痛みの人や

不眠、不安などで悩む患者さんの

来院が多くなってきています


毎年思うのですが真冬よりも

寒さに体が対応していない10月、11月頃のほうが

気を付けなければならないのではないでしょうか?


そこで我が家の夕べの晩御飯に

十全大補湯のスープが登場しました


十全大補湯は疲労倦怠、貧血、皮膚の乾燥

食欲不振、寝汗、手足の冷えなどの時に処方されます


黄耆(おうぎ)桂皮(けいひ)地黄(じおう)

芍薬(しゃくやく)蒼朮(そうじゅつ)川芎(せんきゅう)

当帰(とうき)人参(にんじん)茯苓(ぶくりょう)甘草(かんぞう)


漢方を代表する10種類の生薬が配合され

気力、体力を補う「補剤」の代表薬です


季節の変わり目は気血の巡りが滞りがちになり

疲れが取れない、食欲がない、朝起きたらだるいなど

疲労倦怠感が起こりやすく

冷えや乾燥は関節痛や皮膚のカサカサ、こむら返りなど

いろいろな症状を引き起こします


十全大補湯は気血の巡りを順調にし

これらの症状を取りはぶき

免疫力がしかりと働いてくれるようにしてくれますので

新型コロナウイルス対策にも最適です


この十全大補湯に生姜やネギ

クコの実、ナツメを入れ

コラーゲンいっぱいの皮つきの手羽先を入れ

塩少々で出来上がり


漢方薬の臭いがほのかに香りますが

薬臭くなくとても美味しくいただきました

ナツメの甘みが丁度よく、体の芯から温まります


美味しいものを食べながら

季節の体調不良も解消できるので一石二鳥です

医食同源の国に住む者の特権ですので


何となく疲れがたまっているような時は

ゼヒ十全大補湯スープをお試しください。



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