• 2024/01/10
  • 院長のひとり言
ナゼ日本に災害対策庁がないのか?


イタリアには災害防護庁という
激甚災害が起こった時に
速やかに救助、復旧、復興に
当たる専門の省庁があり

災害時専用のテントやベッドが
常時備えられていて
災害が発生すると48時間以内に
避難所に運ばれて被災者一人一人に
専用のベッドが行き届くように
なっているそうである

日本は地震大国であり
私が知っているだけでも
激甚災害級の地震が5回以上見てきた

その度に住民たちが自力で
助け合って学校の体育館などで
大変な状態で放置されている

今回の能登地震でも発生から9日も
経過してやっと激甚災害指定して
2週間後にボチボチ岸田総理が
現地入りして様子を伺ったようだが

同じ災害の多い国であるイタリアと
比べてあまりにも日本の災害に
対する危機管理はスピードが遅いように
思うのは私だけだろうか?

今回被災したのは能登半島の先端で
半島のいたるところで道路が分断されて
被災地に人も物資も届けられないが

そんな事は見に行かなくても分かるだろう

来年の大阪万博でお披露目する
空飛ぶ自動車があれば人も
物資も速やかに運べたのではないだろうか?

なんだか見ていてもどかしい

報道でも現地の人たちが「遅い遅い」と
怒りの声を上げている

日本にも災害防護庁が必要である
いざ激甚災害が起こると
消防も自衛隊も警察も行政も
バラバラに行動してしまい
対応が後手後手に回ってしまう

だから絶対に災害防護庁が必要なのである
今までなかったことが不思議であり
これまでの政治の怠慢だと言わざるを得ないが

今後東南海地震や首都直下型地震など
今回以上の災害が予想されているので

せめて今からでもきちんとした
法整備をして対策をとって
いただきたいと思うのである。



一覧に戻る