• 2020/05/06
  • 院長のひとり言
鍼灸治療は免疫力アップが目的ではない!(9)



このブログは4月22日から始めていますので

できれば4月22日(1)からお読みください


5月4日に安倍総理が自粛要請期間を延長すると発表し

昨日は吉村知事が自粛解除のための大阪府モデルを発表し

これからは新型コロナウイルスを賢く恐れながらも

経済活動も順次再開していくコロナ時代の到来のようです


コロナ時代とはコロナと共生するということなので

これからは健全な免疫力が今まで以上に必要になります



それでは免疫力をちょうどいい状態にキープするには

どうすればいいのでしょうか?


鍼灸治療では陰陽・表裏・寒熱・虚実など

体の状態を診て例えば「陰虚証」という状態なら


陰のエネルギーが弱いので陰を補う治療を施して

陰と陽のエネルギーバランスをちょうどいい状態に保ち

その結果、免疫力が正常に働き健康になります


とにかく波はあってもパワーバランスが

調和の取れたちょうどいい状態にすることが目的なのです


中医学では「整体観念」という言葉があります

これは宇宙は1つの整体であり地球も大自然も私たち人間も

すべて影響し合い営んでいるのだという概念です


月と地球が引っ張り合い潮の満ち引きがおこります

その周期に合わせて女性の生理も始まります

出産が夜中に多かったり

子供が夜中に熱を出すのも

自然のリズムがそうさせているのです


免疫力のアクセルとブレーキが

「波があっても」ちょうどいいバランスに

保たれていれば健康だと言いましたが


「波がある」のは私たちの体は大自然の

「周期」や「リズム」に合わせているからです


風はそよそよ吹いたり突然強く吹いたり

波も静かだったり荒波だったり

四季によってもパワーバランスは変化します


それと同じように私たちの体も常に変化しながら

一定のパワーバランスを保っています


血圧は120/80mmhgが標準ですが

朝、昼、夜と3回測定すると

3回とも違う数値になるのが普通です


体温も脈拍も呼吸数も多くなったり少なくなったりして

大自然と同じように私たちの体も

ゆらゆらと波はあるけど一定を保っているのです


だから免疫力をちょうどいい状態にキープするには

地球の周期、大自然のリズムに合わせることです


例えば睡眠、食事、運動などを

自然の周期に合わせることです


つづく




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