• 2015/09/07
  • 院長のひとり言
五十肩とは!ご存知ですか?
「五十肩」という疾患があるが

一般の皆さんがこの疾患を

正しく認識しているとは

とても思えないので

五十肩について

つらつら解説しようと思う

40代〜50代に多く

手を後ろにやったり

上に挙げる動作が

痛くて出来なくなる

ひどくなると夜間痛で

不眠症を併発する疾患

という認識ではないだろうか?


実は30年前は正解だった

しかし

今は不正解!

五十肩の正式な病名は

肩関節周囲炎と言って

肩関節腱板炎
肩峰下滑液包炎
肩関節関節包炎
烏口突起炎
肩鎖関節炎
上腕二頭筋長頭腱炎
石灰沈着

などの疾患の総称である

今では五十肩とは呼ばずに

各疾患を固有名詞で呼ぶ

「これは石灰沈着ですね」
「これは腱板炎ですね」

という感じだ

その昔

脳卒中と言っていたのが

最近では

脳出血、脳梗塞、脳血栓
クモ膜下出血、硬膜下血腫

などと

固有名詞で呼ぶので

脳卒中と言う言い方はしない

同じように

今は五十肩もそれぞれの

固有名詞で呼ぶので

「五十肩ですね」とは言わない


では

いったいどの様なものを

五十肩と呼ぶのか?


答えはまた明日


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