• 2015/10/19
  • 院長のひとり言
とりあえず治療に来て下さいよ
お祭りに行くと

「俺首が痛いんや」

「俺は膝が痛いんや」

「どこに行っても治らへん」

「何してもあかん」

「俺のは鍼でも何しても治らんねん」

こんな質問のような
相談のような事を言ってくる人が多い


もう治らないと諦めているのなら
全く無駄な会話である

質問や相談なら

答えを考えるが


治す気も無く諦めているのなら

あっちが痛い
こっちが痛いという話を聞かされても

別に面白くないので

ハッキリ言ってやめてほしい


話の内容から思うに

当院へ来られる患者さんは

もっと重症の人ばかりである

近くて保険がきいて安くて
気軽に行ける治療院で治らない

そこで諦める人は当院へは来ない


結局は本人の気持ち次第である

西洋医学でダメなら
東洋医学では治らないだろうか?

難しい疾患なので
近所の整骨院や整体院では
無理なのは分かり切っているので

インターネットで探して

吟味に吟味を重ねて
遠いところから当院へ通院してくる


当院の患者さんは

みなさん重症だが
治るための努力を惜しまない


毎日の診療で真面目に治そうとしている
人達ばかりと接しているので


治る気のない諦めた人の
話を聞くのは本当に疲れるのである


「とりあえず治療に来て下さいよ」と
作り笑顔で言うのが精いっぱいだった





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