- 2015/08/03
- 院長のひとり言
- 電気柵
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電気柵が切れて川に落ちて
川で感電して2人も亡くなった事故が起きた
知らなかったが
近年、山にエサが少なくなり
色々な動物が里へ下りて来て農作物を食い荒らす被害が多く
自衛のために電気柵を張り巡らせる農家が増えているそうだ
電気柵を設置する農家が急に増えたので
法律的なルール作りが間にあっていないらしく
事故の後になってどこの行政も慌てて点検を強化しているそうだ
自衛と言えば自衛隊
今、国会では安保法制で
憲法の解釈をめぐって
色々な話し合いが行われているが
昨今の世界情勢に
いちいち
慌てて手だてを立てていたら
電気柵の事故のように
思いもよらない悲惨な事になるのは
明白である
日本は戦後70年間
憲法の解釈をめぐって
何度も何度も国会で議論して
今の憲法を堅持してきた
慌てて憲法解釈だけで
戦争を出来る国にするのではなく
国民の声に耳を傾けて
必要なら国民投票で憲法改正をして
しっかりしたルールを作ってから
議論してもらいたいものである。