- 夜間の激痛にはご用心🈡
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椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症
腰椎分離すべり症で夜間の激痛がある
ケースは整形外科学会が指摘する
脳の暴走の可能性が極めて高い
このケースの治療には認知行動療法と
いう治療法が有効とされている
どういった治療法かというと
腰部を反ったり捻じったりした体操を
反復して「こんなに動かしても
痛くないのだから腰は悪くない」と
脳に教えて認知させるのである
脳が「そうか、腰は悪くないのに
痛むわけがない」と納得したら
あっという間に痛みが消失するのである
ちなみに当院では「経絡治療」や
「脳鍼」といった脳の環境を整えて
睡眠、運動、排せつ状態を改善して
治療効果を上げている
夜間の激痛は脳の暴走なので
鎮痛薬も効かないし手術しても
治らないので特別な治療法で
治療しなければ治らないのである
整形外科学会では慢性腰痛のほとんどが
これに当たると言っているが
このような患者さんは当院では
年間に数人しか診ないので
実際の人数はそんなに多くは無い
はずである
なのに世界の腰痛治療の流れは
慢性腰痛は脳が原因なので
認知行動療法で腰部を反ったり
捻じったりする運動を奨励しているので
実際に腰部に損傷や炎症がある人が
そんな運動療法をすると悪化してしまい
「とにかくどうにかして下さい」と
お門違いの手術を選ぶのである
そして当然だが手術しても治らない
そんな悲劇が起こらないためにも
手術する前にヘルニアや狭窄が
原因なのか?それとも脳の暴走なのか?
その鑑別が非常に重要なのである
そしてその最も分かりやすい指標が
「夜間の激痛」があれば脳の暴走の
可能性が高いという事なのである。
終わり
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