• 2025/12/19
  • 院長のひとり言
やっぱり企業献金規制が先

維新の会が提案している
「OTC類似薬」の保険適用見直しが
事実上却下されたようである

ナゼ維新の会がこんな提案を
しているかというと

国家予算の半分以上の金額に
膨れ上がる医療費をどこかで
食い止めなければ

このままでは保険医療制度が
崩壊してしまうからである

高齢化が進み高齢者にも負担を
強いる世の中にしなければ
ならないのは分かるが

後期高齢者になると女性も
3割負担になり高額医療の
上限がどんどん上がり

以前に比べて高齢者の負担が多くなり
年金の受け取り額がどんどん減って
暮らしは苦しくなるばかりだ

こんなふうに国民の負担ばかり
増やして医療費を減らす努力を
まったくしてこなかった

そこに切り込んだのが維新の会である

維新の会の提案通りにOTC類似薬を
保険適用外にすると医療費が
4兆円程度削減できるそうである

4兆円を健康保険加入者の9千万人で
割ると一人当たり4万4000円もの
保険料を下げることができる

国民にとっては本当にありがたい
提案ではないだろうか?

今まで自民党は医療費がどんなに
膨れ上がってもそれを削減する
政策を全くやろうとしなかった

ナゼか?

自民党にとって医師会からの
膨大な企業献金があるからである

だから今回も維新の会がせっかく
提案してくれた医療費削減案を
却下したのである

維新の会は国会議員の定数削減も
提案していてそれを立件民主党が
企業献金規制法のほうが先だろうと
反対しているが

私はどっちが先でもいいが
国民の生活を豊かにするための
政策を優先してもらいたい

現在のように企業献金によって一部の
職業の人達だけが優遇されて
国民の利益が無視されている
ことに憤りを感じるのである。


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