• 2025/07/24
  • 院長のひとり言
日米関税交渉合意は開港以来の屈辱だ

今回のアメリカとの関税交渉合意は
1854年の日米和親条約以上に
不公平で屈辱的内容ではないだろうか

こんな事を書くと
右翼だとか軍国主義者だと
誤解されるかもしれないが

別にアメリカとケンカしろとか
言っているのではなく

現在の日本はそこまでアメリカに
ふれ伏して服従しなければ
ならないような国なのだと

思い知らされた気分になり
不甲斐ない思いなのである

明治時代に日本とアメリカの
立場が対等ではなかったのは
お互いの国力の差から見て
仕方なかったと思うが

戦後75年経った今でも

今回のように自動車関税を武器に
脅されて80兆円投資して利益の9割を
アメリカのものとする

ボーイングの旅客機を100機買う
アメリカ米の購入を75%増やす
農産物やその他の製品を1兆2000億円買う
アメリカ企業の防衛支出を年間
2兆5000億円引き上げるなど

アメリカだけが有利な極めて不公平な
合意をさせられてしまっているので
両国の立場は今も昔も全く変わって
いなかったことの証明である

天文学的な血税をアメリカに上納して
アメリカの農作物や製品が流入することで
国内産業の打撃はいかほどか?

自動車の関税を15%にしてもらうため
だけにしてはあまりにも犠牲が
大き過ぎるのではないだろうか?

できれば石破さんに一日も早く
辞めてもらって新しい政府になって
この関税交渉を一からやり直して
もらいたいと思ったのである。



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