• 2025/02/27
  • 鍼灸・東洋医学
針を刺しているのにナゼ痛くないの?

「本当に痛くないですね」
「なんで痛くないの?」

確かに鍼を刺しているのに
ナゼ痛くないのだろうか?

裁縫の針で指を刺すとチクッと
痛くて血が出てその後もしばらく
痛みが続く

注射針を刺す時はチクッとするが
看護婦さんの技術しだいで
めちゃくちゃ痛い時とそれほどでも
ない時とある

では

当院の鍼はナゼ痛くないのか?

マチ針は0.5ミリ、検査用の注射針は0.8ミリ

これに対して当院の鍼の太さは
0.12~0.14ミリと極端に細い
髪の毛が0.08ミリ、蚊の針0.07ミリなので
これに近い細さである

だからほとんど痛みを感じないのである

ちなみに鍼の太さが細くなると
扱いが難しく
直径が細い分だけツボに
当てることが困難になるので
一般的な鍼灸師は0.2ミリぐらいの
針を使っているので無痛とはいかない

中国鍼はさらに太く一般的に
0.3ミリというので当院の倍の太さがあり
刺すと痛く抜く時に出血することもある

しかも中国鍼では鍼をツボに当ててから
「ズーン」という響きを感じさせる
その時に気持ちよく響く時とズキーンと
痛い時があり

治療家によっては患者が「ギャー」と
悲鳴を上げるほどの強い響きを与えなければ
効果がないと思っている人がいるので
ドМの人でなければお勧めできない

当院では鍼がツボに当たり気が至ったことが
確認されれば響かせることはないので
ほとんど何も感じずに
治療後に症状が改善する

患者本人が「ズーン」と感じなくても
治療家の手の下感覚でツボを捉えて
気が至った事が分かるからこそ
できる技である

当院では高度な技術を要する細い鍼を用い
管を使って刺入するので切皮速度が速く
本人が感じる前に気が至った事が分かる
技術があるから鍼による痛みがなくても
必ず改善していることを実感できる即効性の
高い施術が可能なのである。




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