• 2024/12/19
  • 院長のひとり言
「自転車の酒気帯び運転」そんなに悪いことかな?

今年11月より自転車の違反の
取り締まりが強化されて
スマホの「ながら運転」が
取り締まりの対象になって
本当に良かったと思う反面

飲酒運転に対する罰則が厳しい事に
憤りを感じている

そんなに厳しくしたら居酒屋さんの
お客さんが減ってしまって
倒産するお店が増えないかな?と
思っていたら

先日、近くの居酒屋の大将と
道でばったり出会って
「自転車の罰則強化で商売上がったりです」と
本当に困っている様子だった

自転車の運転ができないほど
酩酊すると危険だが
危険な運転をしなければ酒気帯びの
何が問題なんだろうか?

現在のように厳しくなると
駅まで自転車で通勤している人は
仕事帰りに居酒屋へ行くことも
できなくなってしまう

そうなると会社帰りに同僚と一杯飲んで
ストレス解消できなくなるし
忘年会で大人数で宴会をする時に
「自転車なので遠慮します」と
言う人が増えて

お酒を提供するすべてのお店の
売り上げが落ちてしまい
景気に影響がでるのではないだろうか?

交通規則は国民の安全を守る上で
大事な事である

しかし

一旦停止のところで0キロで
ピタッと止まらなかったらどんなに
安全に走行していても罰金とか

誰もいない全く危険でない時に
右折禁止を知らずに右折したから罰金とか

信号のない横断歩道に人が立っている時に
安全走行で止まらなかっただけで
全く危険でもないのに罰金とか

高速道の追い越し車線を3キロ以上
走行したら周りにまったく車がなく
ぜんぜん危険でもないのに罰金など

どう考えても理不尽な規則が存在し

今回の自転車の酒気帯び運転の罰則強化は
居酒屋さんにとっては死活問題であり
多くの国民が迷惑でしかない改悪だ

個人的には飲酒運転よりもスマホの
「ながら運転」や「スマホ歩き」を
もっともっと重点的に取り締まってもらって
国民の生命と安全を守ってもらいたいと思う。


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