• 2024/10/05
  • 院長のひとり言
二度と袴田事件が起こらない世の中にして欲しい


袴田巌さんに無罪判決が出て
検察が控訴するかが注目されているが

このまま無罪放免で一件落着で
良いのだろうか?

真犯人は誰かの再捜査をするのだろうか?
証拠を捏造した警察官の処分は?

事件の真相は今となっては
誰にもわからないので

世の中には
袴田さんが無実だと信じている人も
犯人ではないかと疑っている人も
どちらもいると思う

しかし分からないまま終わると
被害者の遺族の感情は複雑だろうと思う
長い間犯人だと思って
「早く死刑にしてくれ」と思って
憎んできた人が人違いだったなんて
どんな気持ちか想像もつかない

こうなると警察のずさんな捜査に対して
怒りが収まらない

私にとって袴田事件は謎だらけだが
警察が証拠を捏造したことだけは
今回の裁判ではっきりした

証拠を捏造して犯人に仕立て上げると
袴田さんが死刑になると分かっていて
それを実行した警察官はある意味
殺人未遂を行った人であり
罪に問われるべきである

冤罪は絶対にあってはならない
しかも警察が証拠を捏造してまで
犯人に仕立て上げたなどと
あり得ない

警察がこんなことをする国では
安心して暮らすことはできない

この事件は警察の失態事件としては
歴史に残る大事件である
このような悲惨な事件が2度と
起こらないようにしてもらいたい。


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