• 2024/07/06
  • 院長のひとり言
GPIF2023年度運用実績45.4兆円!


公的年金の積立金の運用を行っている
GPIFによると2023年度の運用実績は
45兆4153億円の黒字となったそうだ

運用資産の総額が246兆円で
収益率は22.67%のプラス

このニュースを見て
年金が破綻するのではないかと
不安に思っていたがメチャクチャ
儲かってるのでとても安心した

だのにナゼだか納得できないような

そんなに儲かっているのなら
物価高で苦しんでいる国民から
インボイスや保険料や補助金廃止などで
さらに税金を取ろうとする
政府の姿勢が分からなくなってきた

円安で輸出企業の利益が増えている
だから内部留保せずに給料を
上げて景気の好循環を作りなさいと

政府は企業に働きかけているが

年金運用の1年間の利益だけで
国家予算の約半分ものお金を儲けているのに
そのお金は全く国民に分配する気がない
のが非常に残念だ

確か国民1人10万円の給付金を配った
時の予算が10兆円ぐらいだったので
45兆円もあれ国民1人あたり40万円
配ってもお釣りがある(笑)

物価が5%上昇しているのに
年金支給額は2.7%しか上げない

ようするに高齢者はこれから
インフレになっても年金支給額は
増えないので手取り額はどんどん減って
生活がくるしくなりますよ
という方針を堂々と打ち出しているが

これは高齢者1人を若者2.5人で支えるような
無理な仕組みを継続し続けるためであり
預かったお金を運用して得たお金を
分配する仕組みにすれば

簡単に物価上昇分を補うことができる
はずである

もちろん将来の我々の年金の資源として
無駄使いはいけないが

円安による物価高で国民が疲弊している
今だからこそ年金支給額を物価上昇分と
合わせて支給して高齢者の不安を取り
除くことが景気回復に必要な政策だと思う

日銀が為替介入するたびに
何兆円も儲かっていてそれが50兆円以上
あるような事を小耳にはさんだが

そういうお金を内部留保せずに
国民の生活が豊かになるような
政策を考えてもらいたいものである。



一覧に戻る