• 2024/06/06
  • 院長のひとり言
少子高齢化の解決策を考える


1人の女性が産む子供の数の指標となる
出生率が2023年は1.20となり統計を
取り始めていらい最低となり
8年連続で低下している

やはりバラマキ政治では
少子化に歯止めはかからないようだ

女性の社会進出を進める政策と
「産めよ育てよ」政策は
相反する政策だからだろう

出産や子育てにかかる労働時間や
体力を女性だけに求めるのは
無理があるのは当然だ

そこで男性の家事や育児参加が欠かせない
しかし男性育児のアンケート結果が
70%が育児中にイライラする
45%が育児が辛いと感じる

このままでは子供を持つと
不幸になると考える人が増えて
さらに出生率が下がっていくだろう

ここで人類(ホモサピエンス)の
根本的な性質を掘り下げて考えてみる

地球上の動物で人間のメス(女性)だけが
子どもを産むことが出来なくなっても
生き続けることができるそだ

その理由には諸説あるが
人間の赤ちゃんは他の動物と違い
自分では何もできない状態で産まれる

人間以外の動物は生まれた時から
本能的に生きるすべを知っていて
特に親から教えてもらう必要がないが

人間の赤ちゃんはトイレすら
自分ではできない

そこで若い両親が農耕や狩りに
出かけている間は子育ての終わった
お婆さんが赤ちゃんの世話をする

そのために人間の女性は
生き続けるそうだ

ホモサピエンスはネアンデルタール人と
違って集落を作って集団で助け合い
ながら生活をしたことで種族を
発展させて現在の繁栄を手に入れた

そう考えると今の日本は核家族化が
進み3世代同居する家は
ほとんど見当たらない

サザエさんが描かれた時代は
3世代同居で助け合って生活するのが
当たり前だったので兄妹が5人以上いる
家庭が普通で人口は増えていったのだ

しかし現在の日本は核家族化が進み
家族間で助け合うことができないので

ホモサピエンスとして衰退していくのは
自然の摂理なのである

だから私は少子高齢化問題の解決法として
核家族化が一つの大きなキーワードであり
サザエさんの時代にもどすような
政策を打ち出すことができれば
根本的な解決に近づくのではないか
と思っている。


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