• 2023/01/31
  • 院長のひとり言
無償の愛を与えられるのは家族だけ


先日ゴリラの研究者の先生が
チンパンジーは群れで生活し
ゴリラは家族単位で生活する

人間は家族単位で生活し
となり組や町内会というコミュニティーで
生活するので唯一家族と群れという
二つのコミュニティーを構成できる
哺乳類であると言っていた

そしてその群れが大きくなることで
人間の脳は大きく発達したそうだ

この話で一番興味深かったのは

町のようなコミュニティーでは
相手に対して行う行為には
見返りを期待するが

家族に対しての行動は
見返りを期待しないので
無償の愛が存在する

という話だ

「なるほどー」

確かに親が子供にいろいろ
してやりたいと思う気持ちには
見返りなど全く期待していない

そこで私の持論

子供に対しては本能的に無償の愛を
与えることができるので
妻をほっといて子供にばかり
愛情をそそぐ夫がいるが
それは間違いで

男性は家族を守り食い扶持を取ってくる
女性は家内を守り子育てをする

これが動物としての男女の役割なので

男性がやるべきことは
子育てに子煩悩になることではなく
一番は妻に無償の愛を与えて
夫婦円満であることが一番大事なのだ

妻が安心して子育てできる
精神状態であることが
健やかな子供を成長させるのである

ただし夫婦は元々他人同士なので
お互いに無償の愛を与えあう
気持ちを持ち続けることが
楽しい家族の秘訣なのかもしれない。



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