• 2022/02/21
  • 院長のひとり言
患者さんの辛い思いを受け止めるが、負のオーラはブロックするのがプロの治療家である①


「ウツや不安障害のような患者が多いと

先生も精神的に辛くならないですか?」と

患者さんからの質問だ


なかなか鋭い指摘だがこれは医療人として

絶対に避けては通ることのできない

問題なのでこの機会にしっかりと考察しておこう


医療機関を訪れる患者さんの多くは

痛みなのどの不調を抱えてやってくるが


目に見えている体調の変化を

起こす原因として家庭や職場などでの

いろいろなストレスがある


だから単純に「肩コリ」で来院されても

実は親の介護や夫婦の不和、職場での人間関係や

子どもの受験や学費など様々なストレスで

イライラしたり不安になったりして

不眠や食欲不振をおこしウツや不安の症状がでて

その一つが「肩こり」であるケースが多いのだ


特に当院に来院される方は

そんなケースが多いように思われます


ほとんどの患者さんは初めて来られる時は

不安感で一杯でどんよりとしたオーラを

まとった感じで来院されます


ところが治療家である私が

同じようにしんどくなるか?というと

全くしんどくなりません(笑)


確かに当院の患者さんには

ウツや不安の症状の患者さんが多いので

治療の傍ら話を聞いて傾聴します


中には涙を流しながら辛い

胸の内を話す方もおられますので


若い頃はやはりお話を聞きながら

涙が出そうになったり自分まで食欲が落ちたり

眠ることができなくなったりした


患者さんに寄りそって患者さんとの

信頼関係が構築できて

患者さんの痛みを理解してこそ

正しい治療ができる


だから普通の人が私のような仕事をすると

うつ病になってしまうだろうと思う


つづく




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