• 2022/01/19
  • 院長のひとり言
そろそろインフルエンザと同じでいいのでは?


オミクロン株が大爆発して

沖縄などに加えて首都圏1都3県に

まん延防止措置が出されるようだが


政府はまん延防止措置を出す意味を

国民に説明する責任があるのではないだろうか?


これまでもとりあえずまん延防止措置

それから緊急事態宣言を発出してきたが


その実際の中身は飲食店の時短営業だけだ


今回の第6波と呼ばれるコロナ禍は

オミクロン株の強烈な感染力によるもので

どう考えても飛沫感染だけではなく

エアロゾル感染していると思われる


そんなオミクロン株相手に

飲食店の時短営業だけを指示して

感染防止対策をやっていると言えるのだろうか?


感染拡大防止のために人流を止めるのは

今までの第5波で無駄な事だと学習したはずだ


しかも相手はオミクロン株なのに

まん延防止措置を出しても意味が無いことは

誰でも知っている


政府が今考えなければならないことは

何かやっているというパフォーマンスではなく

医療崩壊しないことを本気で考えてもらいたい


最も問題なのは濃厚接触者になると

10日間の自宅待機を強いられる事だ

医療現場で一人コロナ陽性者が出ると

同じ職場の人達が濃厚接触者となり

人手不足で医療崩壊してしまい


コロナでは無いもっと重篤な病気で

必要な手術などの医療が受けられなくなり

命を落とすようなケースが出てくるかもしれない


だから医療崩壊を防ぐためには

現在2類に分類しているコロナを

5類に分類するべきだという学者さんが多いが

私も激しく同意する


新型コロナ禍のパンデミックが始まったころは

未知のウイルスでありワクチンも薬も無く

本当に死の恐怖と戦いながら過ごしてきたが


現在は日本人の75%以上の人がワクチンを打ち

治療薬が5つもあり

去年の年末から流行りだした

オミクロン株では感染者は多いが


もはや死ぬような病気ではない!


なのに未だにエボラ出血熱やサーズのような

致死率の非常に高い病気と同等の2類に分類して


感染者が多くなったので人流を止めて

経済活動を止めるような無意味な

政策を続けているのを見ているのが辛い


1日も早くインフルエンザと同じように

町のお医者さんで普通に診察してもらえるように

してもらいたい


まん延防止措置は客足が遠のいた飲食店に

協力金を与えて救済するだけの措置で

オミクロン株の拡大や収束とは何の

関わりのない政策だと思う


本当の意味で医療崩壊を防ぐための

改革をしてもらいたいと思う今日この頃です。



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