- 2021/08/16
- 院長のひとり言
- このコロナ対策を未来の人達はどう評価するのだろうか？
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新型コロナ感染拡大を受けて
政府は軽度と中等度の患者は
入院せずに自宅療養する事を打ち出した
信じがたいことである
7月末で65歳以上の高齢者の75%が
2回目のワクチン接種を済ませている
しかも
レムデシベルが新型コロナ薬として
承認されたので抗体カクテルと合わせて
新型コロナ治療薬が2つある現状だ
危険な高齢者はワクチン接種し
新型コロナ治療薬が2つもあるのだから
新型コロナの警戒レベルをインフルエンザと
同等にひき下げて町のお医者さんで
早期に治療を開始してもらえる
環境を整備するべきである
ところが
新型コロナに感染したら自宅で
何もせずに放置して
人工呼吸器が必要になるほど
重症になるまで入院させてもらえないなんて
大昔のハンセン氏病のような扱いである
どんな病気でも早期発見早期治療が
大原則でありPCR検査で陽性になったら
すぐに治療を行えば
新型コロナは命を落とすほどの病気ではない
たとえ少数とは言え自宅待機の患者が
急変して命を落とすことを
国家が見殺しにするような政策に
怒りがおさまらない
昨日現在で約15400人の死者が出ているが
その内の一定数の人は国策によって
見殺しにされた人達だと言える
コロナ禍に対する1年8カ月間の日本政府の
対応を未来の人達はどう評価するのだろうか？
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