• 2021/06/15
  • 院長のひとり言
熟睡を手に入れるのは簡単ではない⓶


熟睡したくて薬をのんだり

寝酒をのんだりするが

スッキリ爽やかな朝を迎えるどころか

逆にフワフワとしてボーとして

昼頃まで頭がスッキリしない


こんな経験ありませんか?


我々現代人にとって

「熟睡はそんなに簡単に手に入らない」

そういう概念が必要だと思う


人間は昼行性動物なので

夜明けと共に目覚めて日の入りと共に

眠るのが自然なのだが


文明のおかげで夜中でも明るく

テレビやスマホの普及によって

ブルーライトを浴び続けているので

体がいつまでも昼間のホルモンを出して

眠ることができない


仕事や用事をすませて

やっと自分の時間となるとすでに深夜だったり

勉強や次の日の資料作りのために

深夜まで起きていることが多い


学校や職場の人間関係のストレスで

いろいろ悩んで眠れない


中年以降になると夜間にトイレに立つことも多くなり

夜間頻尿で不眠に悩む人も少なくない


朝起きるとフラフラして逆に体調が悪くなり

検査すると睡眠時無呼吸症候群だったり


現在のように緊急事態宣言で

不要不急の外出を自粛して

人と会って会話を交わすこともなく

運動不足でストレスをため

いつ終わるか分からない不安な状態では

熟睡しにくいのは仕方ない


現代人にとって熟睡することは

非常に難しいことだと思うのです


何が言いたかって?

熟睡できないのは「あなただけじゃない!」


熟睡できない事は特別ではなく

逆に毎日熟睡できている人の方が少ないのだ


だから熟睡できない事を病気のように

思い悩んでストレスをためて

強い薬を飲んでさらに不健康になるような

負の連鎖を断ち切ってもらいたいのです


熟睡を手に入れるのは非常に難しいので

熟睡できないことで悩まないで下さい。


つづく



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