- 2021/01/08
- 首・肩・膝の痛み
- 腰痛、関節痛は運動療法が正しいのか?安静にするのが正しいのか?
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動かさなければ関節が硬くなり
筋肉が弱くなるので
痛みがあっても運動した方がいい
現在このような学説が広がっているが
安静にするのがいいのか?
運動したほうがいいのか?
この論争は紀元前の時代からあるので
どちらが良いのか判断が簡単ではない
ただし
当院に来られる患者さんの多くは
整形外科や整骨院で運動療法を指導されて
長期間努力したにも関わらず悪化して
鍼灸治療なら治らないだろうかと
当院に来られていますので
運動療法を行うと悪化することが
証明されている人達なので
当院ではストレッチ、体操、ウオーキング
筋トレ、マッサージなど全て禁止です
当院の治療方針としては
「一日でも早く痛みが解消して
早くしっかりと運動できるようになってもらう」
そのためには完全に安静にして
鍼灸治療で回復を促して
短期間で治療を終えてもらう事が最善なのです
例えばコルセットを3週間使用すると
腹筋や背筋が弱りはじめるという実験がありますので
当院ではぎっくり腰は3週間以内に完治することを
目的に24時間コルセット装着し安静にしてもらいます
その結果皆さん3日以内に改善して
1週間で運動ができるようになり完治します
人間の体は動物なので動かさなければ弱ります
しかし
ケガや病気の時には血液や栄養分が患部に届くように
安静にして不調個所の修復に全力をそそぐ方が
治りが良いのは当然のことなのです
運動療法を信じて努力している人は
今まで通院して運動療法して
良くなっているのか?悪くなっているのか?
冷静によく考えて見てください
良くなっている人は現在の治療法が正解なので
その調子で治療に専念して早く治ることを祈ります
もしも真面目に通院しているのに
・一カ月以上通院しても改善しない
・初めの頃よりむしろ悪化している
・常に注射や鎮痛剤が必要だ
・運動やリハビリの後に痛みが強くなる
このような場合は運動療法が合っていないと
思われますので今すぐ安静にしてもらいたいと思います
結論として運動はしなければ弱るのは正解
だが、病気やケガの時には安静にすることが正解
だから不調の時はしっかりと安静にして
早く治してしまうことが重要でなのです
だらだらと運動療法を続けていると
長期化して症状が悪化して手術を余儀なくされたり
悪化して運動量が減ってしまうと筋肉や関節だけでなく
心臓や肺などの内臓機能や認知機能まで低下し
ロコモやフレイルなどを引き起こす恐れがありますので
本当に怖いことなのです
「動かなければ動かなくなるよ」という
都市伝説のような脅し文句に騙されて
間違った運動療法を続ける人が多いように思います
運動するか?安静にするか?
間違うと大変なことになりますのでよく考えてください。
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