• 2023/09/25
  • 院長のひとり言
念願かなって投げ入れ堂へ


9月23日~24日の連休を利用して
鳥取県三朝町の三徳山投げ入れ堂へ
行ってきた

家内の実家が鳥取県の米子なので
家内から鳥取県には投げ入れ堂という
切り立った岩の斜面にまるで
投げ入れたように立っている不思議な
お堂があり国宝に指定されていると聞き

スマホで見てみるとなるほど
ホントにどうやって立てたのか
分からない不思議なお堂だったので
いつか必ずこの目で見てみたいと思っていた



23日の朝8時半に出発して三徳山三佛寺
駐車場へは12時半に到着し
入山料400円と登山料800円を支払い
入山ノートに時間と氏名を記入して
いざ投げ入れ堂へ



私と家内の前にツアーの団体登山の
人達がいたのでインストラクターの
説明やアドバイスを聞きながら
ゆっくりと安全に登れてラッキーだった

登り初めて5分ぐらいはどこの山でも
キツくて何でこんな辛いことをしに
わざわざ来たのだろうか?と思うぐらい
大変なのだが
この山はキツくてしんどいというより
いつ滑落して大怪我するか分からない
恐怖で常に緊張しながら登っていった



切り立った岩場を鎖にしがみついて
登って地蔵堂へ登り
その後も難所続きで鐘にたどり着き
2トンもある鐘をどうやって運んだのか
全くわからないと思いながら
とにかく無事にたどり着くことを
願いながら鐘をつき

馬の背のような両側が崖の難所を通り
さらに上へ行くと次々とお堂が現れ

観音堂の裏に回ると真っ黒な闇で
前が見えない恐怖を体験し
昔の修業僧の悟りの境地とは
どんなものだったのだろうか?

などと考えているうちに
とうとう投げ入れ堂にたどり着いた



崖の中腹にあるのでお堂には入れないが
すぐそばまで行って見ることができた

思わず合掌しナゼか心から
ありがたい思いになった
長年の念願が叶ったことや
キツい登山道を登りきった達成感など
幸せホルモンが
噴きだしていたのではないだろうか(笑)

いつまでも見ていたかったが
細い道に後から人がどんどん来るので
早々に下山することにした

それにしても昔の人はどうやって
あんな所にお堂を立てたのか
本当にすごいところでした。





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