• 2015/10/07
  • 院長のひとり言
寒邪
めっきり寒くなってきたが

中医学で寒さは「寒邪」といって

れっきとした病因である

寒邪には外寒と内寒があり

季節的に寒くなってきて冷えるのは

外寒である

外寒の特徴は

冷えると気血の流れが滞って
筋肉や関節が縮こまる

冷えは胃腸や肺を直接侵す

冷えは痛みに直結する


当院の患者さんでも

下痢や食欲不振の方

喉の不調の方

頻尿で腰痛の方が多くなってる

これらは寒邪による症状である


あちこちで寒邪が悪さをしているようだ

この季節は日中は暖かいので
冷えに対する対策が

どうしてもあまくなる

しかも

体の中はまだ夏のままなので

簡単に寒邪につけ込まれてしまうのだ

寒邪はノド、背中、手首、足首などから
侵入してくるので

重点的に対策を心がけよう

真冬よりむしろこの季節に冷え対策を
しっかりしないといけないのである




最後までお付き合いありがとうございました
おもしろかったらクリックしてください

 ↓    ↓    ↓


中医学 ブログランキングへ

一覧に戻る