• 2020/09/25
  • 院長のひとり言
コロナ禍にも対症療法と根治療法のハイブリッド療法で


コロナ禍で政府が

一律10万円給付やGO TOキャンペーンなど

様々な政策を打ち出して

我々の生活を支えてくれようとしている


そのお蔭で自粛生活やマスクなど

様々な新しい生活様式に戸惑いながらも

今のところ平和に生活することができている


ただし


一方で国が行う支援策は全て赤字国債に頼り

来年以降の税収の落ち込みや

失業して生活保護に陥る人口の増加などを考えると


借金で支えられた平和な日常であり

治療で言うところの「痛み止め」で

痛みが麻痺して解らないだけの状態だ


最近は選挙になると子ども手当増額

高校無償化、大学無償化などと

バラまき、大盤振る舞いで人気を集めて

票集めしようとする傾向が


与党にも野党にも色濃く出ているようだが


もしも今解散総選挙が行われて

毎月一律10万円給付や消費税廃止など


自分たちの権力闘争の為に更なる

バラまき政治を行って今以上に借金を増やすような

将来の国益を考えない政治家ばかりだったら


この国は近い将来破綻するのではないだろうか?


治療には根本的治療と対症療法があり

中医学でも急激な症状に対しては

まず、対症療法で局所の痛みを緩和して

その後根本的な治療を施すのが常識である


医者には上医・中医・下医と三種類あり

上医は患者の姿を診て全てが分かる医師

中医は人を診て治療する医師

下医は局所しか診ないヤブ医者という意味である


今の政治を中医学に例えると対症療法しか施さない

ヤブ医者の治療しか行っていないので

いつか大変な重病になってしまうだろう


バラまき、大盤振る舞いで票を集めて権力を握ることしか

考えないような政治では

国民は働かなくても国がお金を配ってくれる

しかも所得が低くて子供が多い方が得な社会になり


国民は働く意欲を失い

国際競争力は低下して経済成長は止まってしまうだろう


コロナ禍の真っただ中ではあるが

バラまきだけではなく、将来の経済成長を視野に入れた

根治療法も同時に政策として今から

考えていってもらいたいと思いました。






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