• 2020/07/17
  • 院長のひとり言
しっかり食べて暑い夏を元気に!


夏場になると暑いので熱中症が心配になりますが


この季節の患者さんの愁訴の中に

湿度によって体内の水分代謝が低下して

むくみによって倦怠感や下半身の重だるさを

感じることが多く見られます


また


一人暮らしの高齢者に多いですが

偏食の栄養失調で同じような症状が出るケースもあります


特に夏場は食欲が落ちて

うどんやそうめん、冷ややっこなど

食べやすい物を少量しか食べていない人も多く


鉄分やたんぱく質が不足して貧血やエネルギー不足になり

疲れやすく、体が重い、やる気が出ない

などのうつ症状が出てしまいます


「最近疲れやすくてネガティブなことばかり

考えてしまう」このような人は


一度、食生活を見なおしてください


当院の患者さんで駅から当院まで3分ほど歩いただけで

息が上がり、動悸、息切れ、大汗で

はあはあ息をしながら通院して来られていましたが


水分、鉄分、肉をとることを指導したら

その症状があっという間に解消し

表情も明るくなり人が違ったように元気になりました


鍼灸治療では体のエネルギーの巡りを良くして

不調な臓器を元気にできますが


これは車に例えると

エンジンや電気系統の通りを良くしているようなものです


しかし


どんなに車がいい状態でも

ガソリンが入っていなければ車は動きません


人間の体も食物からエネルギーを得ているので

必要な栄養素が摂取されていなければ

いくら体のメンテナンスをしても

本人が食生活を改善しなければ健康にはなれません


しっかり食べて暑い夏を元気にのりきりましょう。





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