• 2019/10/30
  • 院長のひとり言
半年通って治らなければ治療方針を見なおしましょう!


膝痛の治療のために半年以上医療機関に通っている方は


その治療を始めた頃より良くなっているか?


一度確認していただきたい


治らないのに通院を続けている人がよく言うのが

「その時は軽くなったような気がする」だ


しかし


長い目で見ると確実に症状は

悪化していっているのではないでしょうか?


痛み止めの注射やヒアルロン酸注射

ロキソニンやボルタレンなどの飲み薬やはり薬を処方され


ストレッチやマッサージなどの皮膚刺激を受けると

関節炎の発するサイトカインによる痛みよりも

脳が皮膚刺激のほうを優先的に感じるので

「その時は軽くなったような気がする」となるが


当院へ来る膝痛の患者さんのほとんどが

何年も通って一生懸命頑張ってきたが

信頼していたドクターから

「ここまで悪化するとあとは手術しかありませんね」と

サラッと言われて怖くなって

他の治療法はないものかと探して当院に来たと言う


何年も通院させて何度も何度も痛い注射をして

レントゲンやMRIなどの高価な検査も何度もして

つらいリハビリに耐えさせておいて


良くなるどころか手術をしなければならない程の

最悪の状態まで悪化させてしまっている


なのに人ごとのように

「手術しかない状態まで悪化している」と

事務的にいい放たれて呆然とし


よく考えると同じように通院している人達も

いつも同じ人達で誰1人として治っていないし

手術までしたのに痛みが残って治らない人も多い


そこで初めてその医療機関に通っていたことを後悔するのである


膝痛の正しい治療法は整形外科学会の

公式ホームページで詳しく紹介されているので

是非見てもらいたい


「痛みのひどい時は無理をせずに安静にしましょう」と

はっきりと書いてあります


HNK「今日の健康」の膝痛の特集でも

歩くだけでも体重の1.5倍、

階段昇降時は3倍の重量が膝にかかるので

痛みの強い時は安静にしてくださいと

整形外科の先生がはっきりと言っておられます


ところが町の医療機関のほとんどが

ひどい膝痛でびっこを引いている人に

「痛くても運動療法をしなさい」と指導する


明らかに治療方針が間違っているのである


だから半年通って良くなっていない

じょじょに悪くなっているような気がする

そんな時はそれ以上今の医療機関に通院しても

良くなる可能性は低くいのです


トレーニングジムや体操教室などに通って

膝痛を自分で改善しようとしている人も

長期間やって治らなければ

今の運動が間違っているかもしれません


手術をしなければ治りませんと言われて

当院に来られた人達が

痛みが無くなりスタスタ歩く姿に世間が驚きますが


正しい治療をすれば良くなっていくのが当たり前なのです


真面目に長期間通院しているのに治らない時は

治療方法が間違っている可能性がありますので

早いうちに膝痛をしっかり治している

治療院に行くことをお勧めします



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