- 2019/03/04
- 院長のひとり言
- 時間短縮に賛成
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セブンイレブンのオーナーさん達が
人手不足と人件費増によって
経営が苦しくて店舗を廃業するしかないと
セブンイレブン本社にたいして
時間短縮できるように要請したことで
本社側は10店舗で7時から夜11時までの
実験営業を始めるようだ
セブンイレブンはもともと名前の通り
朝7時から夜11時までのお店なので
7時~夜11までの実験をしたのだろうか？
私の率直な感想は
実験とはいえ朝はもう少し早く始めるべきでは？
夜も最終列車が走っている時間まではやるべきでは？
そうなると朝5時~深夜1時の営業であり
深夜1時~朝5時までの4時間は閉店
それぐらいなら店の利益には影響なく
人手不足と人件費の負担を軽くできるような気がする
そもそもサービス過剰なのだと思う
それを我々が当てにして行動している側面もある
私は時々魚釣りに出かけるが
昔は前日に自分の食べ物や飲み物を用意して行っていたが
今では夜中でもコンビニが開いているから
まったく用意せずに出かけている
だけど
もしもコンビニが朝7時からしか開かなければ
昔のように前の日に自分のエサも用意するだろう
無かったら無いで個人がどうにかするのである
昔（30年ぐらい前だが）
ニュージーランドへ行った事があるが
午後5時以降に開いているお店は町に居酒屋だけで
しかも2~3件しかなかった
宗教かなにかで働くことは良くないと考えられていて
午後5時以降はできるだけ働かない国民性なのである
町には自動販売機もなく
午後5時以降には官公庁も含めて
ほとんどの商店が閉まるので
食べ物を調達することはできない
だから人々は家で家族みんなで食卓を囲み
頻繁に親しい人々を招待して
ファミリーパーティーを開くのである
日本に比べるととても不便な社会だが
コミュニティーがみんなで助け合って
とても豊かな社会だったように思う
コンビニ業界も競争社会なので
サービス合戦で24時間営業になっているだろうが
コンビニなどの企業努力が
社会インフラを押し上げている一方で
個人の計画性を低下させ
人々のつながりを希薄にし
都会になればなるほど孤独な社会になっている
だから
私としてはコンビニの時間短縮には大賛成なのだ
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