• 2024/01/23
  • 院長のひとり言
月面着陸5か国目、それって快挙?


私が5つの頃に大阪万博があり
アメリカ館でアポロ11号の
人が月面遊泳している写真や
月の石を見たことをおぼろげに覚えている

確か大阪万博が1970年だったので
あれから54年経っているが

日本はやっと無人探査機が月面に
着陸することに成功したようだ
(未だに無人探査機)

しかも五か国目の快挙という
その内訳はアメリカ、旧ソ連
中国、インドに次いで日本だそうだ

私のイメージでは旧ソ連とアメリカは
宇宙開発ではずば抜けているが
日本より先に中国やインドが
月面着陸に成功しているのは

中国とインドが凄いのか?
日本がこの50年間なにも進歩が
なかったのか?

子供の頃に手塚治虫の漫画を見て
そのうちこんな未来がやってくるのかな
などと想像して

1999年に人類が滅亡しなければ
2001年には月旅行に行くことが
できるのではないかな?

などと思っていたが

医療技術やAIなどの技術革新は
目覚ましいのに日本の宇宙開発は
まったく進んでいない

ロケット開発はミサイル技術と
同じものなのでアメリカに
遠慮してやらないのかもしれないが

そんなことを言っていたら先進技術は
ほとんど武器に転用できるものばかりなので
全てにおいて遅れていくのではないだろうか?

ロケット打ち上げの失敗ばかりしていたら
大陸間弾道ミサイルを持っている
北朝鮮にまでバカにされてしまう

私は子供の頃から日本人は勤勉で
どんなものを作っても世界一精巧で
間違いない品質のメイドインジャパンという
ブランドイメージをもっていたが

今の日本には物作り日本を名乗る
資格はなくなってしまったようだ

今どき月面着陸して快挙とか言われても
まったく喜べないのである。


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