• 2015/10/29
  • 院長のひとり言
治療家と患者さんの二人三脚
「なかなか良くならないですわ」

脊柱管狭窄症で腰から下半身が痛い

整形外科では高齢で手術も出来ない

マッサージや整骨院では
いっこうに良くならない

だけど

趣味のスポーツは止められないので

痛み止めを過剰に飲んで

週に3回スポーツを楽しみたい

だから

有名な当院へ鍼灸治療に来たが

なかなか良くならないのでイライラして
不平の言葉が出たのだろう


当院では初診の時に診察をして

腰椎の変形も狭窄も痛みもシビレも
かなり強いので

スポーツはお休みするように

初めの3日間は毎日

その後は隔日に週3回通院するように

治療計画を立てて

自宅での安静と保温を指導している


ところが

初めから1週間に1回しか来ない

相変わらず大量の鎮痛薬を服用しながら
スポーツには行っている

服装も保温に心掛けていない

小生の指導したことを全く無視して

今まで通りの生活をして

時間の空いた時だけ治療に来て

治らないので不平を言う


「治らないでしょ」

「治るはずがないですよ」


脊柱管狭窄症を100%治せる保証のある
治療院などどこにも無いのだ

むしろ治らない疾患とされている


当院へ来られる患者さんの
ほとんどは手術しかないといわれて

手術する前になんとかできないかと
鍼灸治療に希望をつないで

自分で治そうと頑張って

指導したとおりに通院してこられる


今の重篤な状態からなんとか抜け出して
普通の生活が出来るように
一緒に考えて頑張って治療しましょう

治療家と患者さんの関係は
ボクサーとセコンドの関係に似ている

戦うのは患者さんだが
治療家がセコンドのように指導する

治療は二人三脚である

治療家と患者さんの息が合えば
治療効果はどんどん上がり

治癒率は100%に限りなく近づく

だから当院では脊柱管狭窄症の
治療実績が高いのである

当院の治療実績が高いのは

一緒に頑張ろうとする姿勢をもっている

治る努力を惜しまない
患者さんが多いからである

なにも小生の技術が突出している
からではない


この事が理解できない人は
可哀そうだが助けてあげることが出来ないのである





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