• 2015/03/23
  • 院長のひとり言
人工関節手術
変形性膝関節症で
人工関節手術を受けた人で


膝痛の人に誰にでも

「手術したらスグに楽になるよ」と

いう人が多いのだが

本当だろうか?

人工関節は元の骨をノコギリで切り落として

そこに金属製の
人工関節を埋め込む手術だ


歯の治療で言うと

インプラントに該当する

歯の根っ子まで腐って
抜かなければならなくなった人が

歯を抜いて金属製の歯を埋め込む


例えば虫歯で痛くて夜も眠れなかったら

次の日にインプラントにする人がいるだろうか?

虫歯なら虫歯の治療で痛みが無くなれば
それで健康な生活ができるのだ

虫歯の治療をとことんやっても

根っ子まで歯槽膿漏が進んでいるから
あきらめてしょうがなくインプラントにする


冷えたり歩きすぎたりすると

あちこち痛くなる

時々水が溜まって歩けなくなるが

少しぐらいくたびれて
変形していても

関節が根っ子まで
腐っているわけでは無い!

適切に治療していれば
いつまでも自分の膝で

健康に生活できるのである

間違った知識を誰にでも
押し付けるのは

ありがた迷惑以外の何者でもない



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