• 2015/02/28
  • 院長のひとり言
中医学は統計学!ゴッドハンドやカリスマと呼ばないで!
東洋医学というと

台湾の足ツボマッサージ
タイ式マッサージ
整体全般
その他多数あり

それら共通のキーワードは
「神秘性」ではないだろうか?

東洋の神秘的な治療で
不思議なエネルギーを注入して
一瞬で難病が治るような
ミラクルが起こるかもしれない

効くも八卦、効かぬも八卦

神頼み的なイメージ

だからカリスマ治療家
ゴッドハンド治療家が

もてはやされる


しかし

狭義の意味での東洋医学は
中医学のことを指す

漢方、鍼灸、推拿、骨傷など

中国や韓国では病院で中医師が
保険診療している

だから

実際の治療で
効くも八卦、効かぬも八卦では
東洋医学とは呼べない

医学と名乗る以上は

神秘的でもミラクルでもなく

再現性のある治療でなければならない


じつは中医学は
統計学なのである


こんな病気にこのツボが効いた
この薬草が効いた

このような経験の

5千年間の物凄い量の臨床経験の
統計学の集大成である

膨大なデータ故に
統計学が医学にまで発展したのだ


だから再現性のある治療ができる



整体やマッサージなどと
同じように扱われてしまっている

日本の鍼灸治療に対する
イメージを変えたいのである


鍼灸治療は統計学から発展した
エビデンスのある医学なのである

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