• 2025/04/23
  • 院長のひとり言
67年前の赤ちゃん取り違えを考える

67年前の赤ちゃん取り違えを審議する
裁判で産院を運営していた東京都に
生みの親を調査するよう命令した

このニュースを見て
育ての親がいるのに67歳になって
実の親なんて誰でもいいのと
違うのかな?

しかも実の親が分かったとしても
年齢的に介護をしなければならない
リスクが高いし

実の親に財産があった場合
取り違えられた相手の子どもとの
財産の取り合いをしなければ
ならない事になる

記事を詳しく読むと
顔が全く似ていないことで育ての
父親との確執がこの人の
人生を不幸にしたようで

産院が取り違えなければ
自分の人生は違ったものになっていた
という思いが強いようである

だとすれば

出自を知ることよりも取り違えた
事に対する賠償請求をして
東京都に正式に謝罪してもらい
いくらか賠償金をもらったほうが
気分がスッキリするのではないだろうか?

誰が産もうとも育ててくれた親に
感謝して親孝行するほうが
悔しい気持ちが薄らぎ
自分の人生に価値を見出すことが
できるのではないだろうか

何をやっても今さら過去は変え
られないのだから

などと思うのは私が取り違えられる
ことなく実の両親に何不自由なく
育てられたのでこの人の気持ちが
分からないからなのだろうか。


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