• 2015/01/19
  • 院長のひとり言
頸椎症
知り合いが頚椎症の手術をした

以前、相談を受けたことがあったが

治療には来なかったので

手術するほど重症とは思っていなかった

今日、偶然出会って
手術の話を聞いて

その前に来てほしかった!


頸部の激痛と
右上肢の激しいシビレで

近くの整形外科や整骨院へ

通院していたが
症状は悪化の一途だったそうだ

整形外科の説明では

手術しか治療法はないと断言され

経験も豊富で失敗は無いから
安心して手術を受けろ

と言われ手術に踏み切ったそうだ


しかしシビレは半減したが

首の運動制限と痛みが強く
肩こりが以前よりひどくなったそうだ

手術をしてしまった人に
いまさら何を言っても後の祭りだ



椎間板が脱出して神経を圧迫しているので
絶対に手術でないと治らない

これが整形外科の常識であるが


医学的には「非常識」なほど

当院では難病が改善している

しかもレントゲンでは
鍼灸治療前と全く変化がない場合と

レントゲンでもヘルニアが消失している
場合があるが

どちらにしても症状が消失する


医学的には奇跡と呼ぶかもしれないが

当院ではそれが日常である

神経の興奮が治まれば

圧迫が有るか無いかは無関係なのだ


これは経験の豊富な治療家なら
みんな経験している事だと思う


器質的に変形や圧迫があっても

正常に機能して日常生活に支障が無く
健康で健やかな生活が出来れば

それを「健康」と呼ぶ



骨を削って筋肉や靭帯を切り貼りして
強度が弱くなり

金属を入れて固定するので
頸部の可動域が制限され
異物感から猛烈な肩こりになる

これでは自由に体を動かせないし
やりたい事も出来ないし

とても「健康」とは言えない


手術する前に一回でも来てほしかった

いくら願っても「後の祭り」なのだ

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