- 病気か?老化か?
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整形外科では変形性膝関節症の
治療方針の説明に
「膝の軟骨や関節がすり減って
変形しているので治療しても
元には戻りません」
この様な説明をされる事が多い
勿論事実であり正確な説明である
しかし
この説明を受けた患者さんは
元にも戻らない=治らない
治らない→治療しても意味が無い
こう思ってしまう人が多いのである
実際、整形外科にいくら通っても
鎮痛剤やマッサージばかりで
一向に症状は改善しない
結論として
「私の膝は手術しないと治らない」
と思いこんで治療する事を放棄してしまう
ここでもう一度考えてもらいたい
65歳を過ぎて元に戻らないのは
膝関節の変形だけだろうか?
目・歯・髪の毛・肌・体型・反射神経・自然治癒力
色んな変化がおこってきて
全て元通りに戻すことは出来ない
老化なので元には戻らない
膝の変形は高齢者なら誰でもおこる
そう、老化は元には戻らない
しかし
膝の痛みが治らないのは
老化が原因のことは稀であり
適切な治療をすれば治るのだ
例えば女子中学生が化粧をすると
「スッピンのほうが綺麗」と言われるが
65歳の女性がスキンケアを怠ると
乾燥して痒くなり粉を吹く
だから毎日手入れする
そう、手入れが大事なのだ
年をとると手入れが必要になる
この事を知らない人が多すぎる。
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