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- (変形性膝関節症)上下踏み台のやりすぎで痛めた膝痛が治らない
- (変形性膝関節症)上下踏み台のやりすぎで痛めた膝痛が治らない
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10日前に自宅で上下踏み台で
運動をしていて右膝を傷めて
次の日に整形外科を受診して
「これはっといたら治るよ」と
ロキソニンテープを処方されて
毎日はっていた
初めは痛みが止まって良かったが
日を追うごとにはっても効かなくなり
はっていたところが赤くかぶれて
熱をもってきて歩くことも
痛くて辛いので当院へ来られた
80代の男性だ
診ると右膝の内側が赤くはれて
熱を持ち「ここが痛いんです」と
関節面を指さして訴える
そこは膝関節の内側関節面で高齢者は
軟骨が減っているので角度によっては
骨と骨が直接ぶつかって炎症がおこる
「自宅で階段を昇り降りしますか?」
「仕事で10回以上昇り降りします」
「それが悪化の原因です!明日からは
1階で仕事をしてください」
膝を傷めて炎症があるのに
ロキソニンテープをはって痛みが
分からなくなった状態でいつも通りに
階段を10回以上も上り下りした
ことで悪化してしまったのである
このブログで何度も訴えているが
ロキソニンテープは痛み止めであり
治療薬ではない
私は整形外科の先生が誤診をしたとは
まったく思わないのが
目の前の患者さんが痛みを訴えている
局所の痛みを薬で取ってあげることと
同時に
問診して日常生活の中で膝の痛みが
悪化して行く原因を把握して
悪化しないように生活習慣を改善する
ように指導してあげなかったから
ロキソニンテープで痛みが麻痺して
本当は痛くてできないはずの
階段昇降を何度もやって、遂に
ロキソニンテープが効かないぐらい
悪化してしまった
結果的にロキソニンテープを使用して
さらに悪化させてしまったのだ
変形性膝関節症の多くの方が
同じようなケースで人工関節手術を受け
なければならなくなっている
この患者さんは昔から何をやっても
治らない時は当院へ来られるので難を逃れたが
痛み止めは頓服薬として使うもので
日常的に使うものではない
特にロキソニンテープやロコモテープは
普通のシップと思って乱用してしまうので
しっかり説明して処方する必要があると
思うのである。
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