• 2025/11/12
  • 院長のひとり言
医療機関が赤字?

2024年度全国の医療機関の
約6割が赤字であることが発表された

中でも公立病院ではほとんどが
赤字だそうである

その原因は医療材料の高騰と
人件費の高騰などだと言っている
そうだが私にはまったくそんな
ようには思えない

先月家族が公立病院にお世話になり
私も何度か面会に行ったが

警備員のおじさんが無駄に
たくさん立っていたり
そんなに必要か?と思うほど
お掃除のおじさん達がたくさんいて

理学療法士でもないヘルパーの
ような人達もたくさんいて

一目で経費の無駄が多く
おそらく公立なので毎年の予算を
交付してもらう上で赤字でないと
次年度の予算が減る恐れが
あるからだろうと推測した

だから患者さんが押しかけて
あふれるぐらい繁盛していても
公立の病院はどこも赤字なのである

一方で透析患者を送り迎えして
効率よく稼いでいる病院や

生活保護の人に必要もない
高額な検査や投薬を行う医療機関が
横行している

身体障害者や生活保護の人達は
自己負担が無い

本人負担がゼロなので
本人が拒否しないことを利用して
透析の回数を増やしたり
不必要な検査や投薬を繰り返している

また外国人が簡単に健康保険で
医療が受けられてしまう制度の
建付けも問題である

その結果医療費は毎年膨れ上がり
今や50兆円になってしまっている

国家予算の半分が医療費なんて
世界に類を見ない異常事態である

不必要な検査や投薬を無くすには
自己負担ゼロの人達に1割でもいいから
負担してもらい健康管理を促す
政策が必要だと思う

開業医の平均年収が2600万円と
看護師などの医療従事者と
比べて突出して高額であり

医師給与を抑えて医療従事者の
給料を上げる政策が急務である

とにかく膨大な医療費や医師ばかり
裕福で低賃金で働く医療従事者を
放置したままで

単に医療機関が赤字だから診療報酬を
引き上げてその財源に我々の
健康保険料を引き上げるような
無策は止めてもらいたいのである。



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