- 羅臼岳のクマはナゼ駆除されたのか?
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このごろクマの被害のニュースが多く
先日は北海道福島町で新聞配達員の
人を襲ったクマが駆除されて
「クマが可哀そう」「山へ返せ」
「動物園へ連れていけ」などと
北海道庁に苦情の電話がなりやまない
と聞いていたが
このケースはクマが人里へ降りて来て
仕事中の人を襲って死亡させているし
過去にも女性を殺した狂暴極まりない
クマだった
しかも人間のテリトリーへ侵入して
来て人を襲っているので
駆除する以外に処置はなかったと思う
そして今回
羅臼岳で都内の20代の男性が
クマに襲われて死体で発見されて
近くにいたヒグマの親子3頭が
ハンターに打ち殺されて
襲ったクマか調べているようだが
私はクマによるこの二つの事件には
大きな違いがあり
羅臼岳はどう考えてももともとヒグマの
生息地であり
人間がヒグマのテリトリーに
侵入している
だから羅臼岳で殺されたヒグマの
親子には同情している
ヒグマにしてみれば自分の家の
お茶の間に見知らぬ人間が現れた
ので子供たちを守るために
襲ったような感覚ではないだろうか?
餌を求めて人里に降りて来て
人間を食べようと襲ったクマとは
違うのである
だからこの件でクマを撃ち殺した
事に対して私個人的には
役所に苦情の電話をかけたい
思いである
しかも
解剖して何の関係のない
クマの親子だったとしたら
本当に可哀そうな話である
どちらもクマに襲われて人が
亡くなっている事件だが
一緒にしないでもらいたい
と思ったのである。
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