• 2025/05/28
  • 院長のひとり言
横隔膜トレーニングで内臓下垂治療

笛の練習の一環で横隔膜を鍛える
トレーニングをしたら
3日ぐらいでポッコリ腹がへこんだ

ナゼだろう?と疑問を持ったところから
1つの仮説にたどり着いた

横隔膜は肺の下に位置し肺を載せて
呼吸に重要な役割をしているが
実は肝臓や胃腸を正しい位置に
固定する腸間膜の上位にあるので

横隔膜に柔軟性があり良く動くと
つられて腸間膜が動き
腸間膜についている肝臓や胃腸も
動くので内臓の血液循環が改善されて
結果的に内臓に栄養が行き渡り

腸間膜の緩みが改善されて内臓下垂が
改善されるのではないだろうか?
という単純な仮説である

もしもそのような効果が
あるとするならば

横隔膜トレーニングで内臓下垂の
治療が可能になる

胃下垂や子宮脱などの内臓が下がる
疾患が治ると胃腸の改善や生理痛や
子宮にまつわるトラブルが改善する
期待が持てる

大腸や膀胱の圧迫がとれると
下痢や便秘が解消されて頻尿も
改善されるかもしれない

内臓下垂は腰椎の前屈や猫背を誘発
するので内臓下垂が改善すれば
それらが解消されて腰痛や肩こり
頭痛などが楽になるだろう

横隔膜を鍛えると本当にいろいろな
悩みが解決するような気がしてきたので
当院の鍼灸治療に横隔膜トレーニングを
取り入れてみようと思う。


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