• 2025/02/21
  • 院長のひとり言
寝つきの悪い人はやってみて下さい

鍼灸院には肩こりや頭痛など色々な
症状を訴えて来られるが
まったく健康で肩こりになる人は少ない

ほとんどの人は冷え症、不眠、食欲不振
不安感やイライラなどの精神症状を
併せ持っている

中でも不眠症で悩んでいる人は多く
薬剤で寝ている人も多く
薬剤で寝ている事への罪悪感が
ストレスで悪循環に陥っている人もいる

鍼灸治療は本人の気血の巡りを改善させて
免疫力や自然治癒力を高める治療法である

だから鍼灸治療では「睡眠、食事、運動」
の健全化が絶対条件なのである

そのため以前から不眠治療に対して
いろいろ研究してきたが

最近、私が毎日実行して「これや!」という
方法があるので紹介したい

この方法を実行してからは妻から
「あっという間に寝てるね」と言われる

途中覚醒で目が覚める日もあるが
私も還暦なので年齢的に朝まで
ぐっすりとはいかない日もある(笑)

しかしとにかく寝つきがいい

そのやり方は非常に簡単で
夜、お風呂から上がると歯を磨いて
パジャマ姿でいつ寝てもいい格好で
リビングの照明を小さくしてテレビを見る

それだけで寝るためのホルモンを分泌して
身体の内部環境を眠れる状態に
導いてくれるのである

私の場合は1時間ぐらいであくびが出だして
1時間半もすると眠くて起きていられない

この「眠たい」というのが大事なのである

一番やってはならない事は
「12時には寝なければ」と眠くもないのに
ベッドに入って長時間悶々と眠れぬ
夜を過ごすことである

人間は機械ではないので12時に寝ようとして
キッチリ眠れるようにはできていない

だから眠くもないのに寝ようとして
眠れないからと悩む必要はない

精神病などでなければ必ず眠くなるので
安心して眠気がくるまで起きていればいい

こんなふううに説明すると当たり前だが
以外に眠くないのに寝ようとして
眠れない眠れないと悩んで

本当に不眠症になっていく人が
多いことを知ってもらいたい

不眠で悩んでいる人は一度リビングの
明かりを暗くしてリラックスしてテレビでも
見ながら眠くなるのを待ってみて下さい

必ずよく眠れると思いますよ。


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