• 2019/10/28
  • 院長のひとり言
愛の鞭なのか?怒りに任せてなのか?


ネット上で自転車で道に飛び出した幼女を

平手打ちにする母親の動画が話題になっている


子供に対する平手打ちという仕打ちは

教育なのか?虐待なのか?


ネット上では6対4ぐらいで

母親は急ブレーキをかけた車にお辞儀をして

子供を叩いた後に抱き上げて

もう一度車にお辞儀をしているので


とても好感が持てる人柄であり

叩いた後に直ぐに子供を抱き上げて

子供に対する愛情が見て取れるので


危険なことをしないように

しっかりと叱ってしつけしようとしている


母親の教育として共感できるという意見が多いようだ


一方で

暴力で服従させても意味がない

親のストレス解消だ

納得するまで説明するべきだ

などの意見が多いようだ


私は子供を一人育てたが

息子に平手打ちをしたことはない

しかし

手の三里というツボを強く押して泣かせたことがある

(手の三里穴や太陽穴などのツボは

強く押されると大人でも一瞬息がとまるほど痛い)


ホームセンターの駐車場で祖母の手を振りほどいて

走り回って車にひかれかけた時である


子供は元来広いところに行くと

走り回りたくなるものなので

親がついている時はしっかり手をつなぐのだが

その時はお婆ちゃんだったのでつかむ力も弱かった


私がとなりを歩いていたのでダッシュして

捕まえて本当は平手打ちをしたかったが

たくさんの人がいたので手三里を押したのである


その時の思いは息子が車にひかれなくて良かったという思いと

二度とこんな危ない目に合わせたくない

ここはしっかり叱っておかないといけない

そう思ったのを覚えている


だから

私にはこの動画の母親が平手打ちした気持ちがよくわかる

子供のために愛の鞭をふるうのは当然の親心である


そもそも親が子供に対して起こすリアクションは

すべて子供の行動に対する反射行動であると

断言する学者もいるぐらいで


引っ込みじあんの子供と活動的で走り回る子供とでは

親のとる態度も接し方も叱り方も

すべて違ってくるのは当然のことである


だからよその親が子供を叩いたのを見て

どうだこうだと議論すること自体が無意味なことに思える

言葉で諭して分かる子と叩かないと分からない子がいる


愛の鞭は必要なのだと思うのです


子供を叱り教育するために叩くのと

自分がイライラして子供に八つ当たりしたり

ストレス解消のために虐待するのとでは

全く違うので議論の対象にもならない


子供に対する愛の鞭と怒りに任せて子供を殴るのとは

動画で見ても違いが分かるものである


私はこの母親の行動を支持します。



★毎月第3土曜日【お灸教室】開催!詳しくはコチラをご覧ください


★ 最後までお付き合いありがとうございました おもしろかったらクリックしてください 

 ↓    ↓    ↓

   中医学 ブログランキングへ 

♯中医学
♯鍼灸治療
♯藤井寺
♯腰痛
♯膝痛
♯五十肩
♯虐待
♯子供平手打ち動画
♯三里穴

一覧に戻る