- 脊柱管狭窄症に運動療法は有効か?逆効果か?
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脊柱管狭窄症で手術して
1カ月入院して安静にしていたら
旅行にいけるほど改善したので
次の月から仕事に行くと
4日目から激痛が始まり
2週間で仕事ができないほどの
状態になってしまい
担当のドクターに尋ねると
手術は完全に成功しているので
おそらく梨状筋症候群ではないか?
といわれて
リハビリしているがどう考えても
悪化していくような気がすると
当院に問い合わせがあった
電話での問い合わせだったので
問診だけだが
訴えている症状から脊柱管の中での
圧迫が疑われるので
本当に手術が成功したのかを
違う病院でセカンドオピニオンを
することを勧めたが
「どっちにしても安静にしてください」
と言ったら
今までの先生はみんな
「運動しないと良くならない」と言われた
ので誰を信じたら良いのか分からないと言う
確かにそうだろうと思う
整形外科も整骨院も鍼灸院も白衣を
着ている治療家でありそれなりに
知識をもって指導しているからだ
しかし
手術するに至った経緯を
思い出してよく考えていただきたい
誰しもほったらかして手術に至った
のではなく努力して運動療法を続けた
結果が手術になってしまっているのだ
理学療法士は患者に運動して
もらって初めて仕事になるので絶対に
安静にしなさいとは言わないだろう
整骨院の先生はマッサージや整体を
しなければ仕事にならないので
体操やストレッチを勧めるだろう
整形外科の先生はリハビリの
「運動療法料」を算定しなければ
儲けにならない
そのような人たちに運動がいいか?
安静が良いか?と尋ねても
運動が良いと言うに決まっている
鍼灸治療だけは患部を揉むことも
押すこともぜずに安全に治療できて
安静にしてもらえることができる治療法だ
しかし鍼灸師にもマッサージや整体を
併用しないと施術ができない者も多いので
安静が良いとは言う者は少ない
このような理由から安静を勧める
治療家は私のような一切マッサージを
しないで鍼と灸だけで治療する
鍼灸師しかいない事になる
当院では脊柱管狭窄症の患者さん達が
どんどん改善して
山登りでもゴルフでもやりたいことを
自由に楽しんでおられる
さて
あなたは誰を信じますか?
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