• 2024/08/23
  • 院長のひとり言
8月22日は対馬丸沈没の日、初めて知ったのは私だけ?


戦時中に対馬丸という沖縄からの
子ども達の疎開船がアメリカの
潜水艦の魚雷で撃沈されて

疎開児童784人を含む1484人が
死亡するといった悲惨な事実がある事を
今朝のNHKニュースで初めて知った

世界中で人道支援を行っているアメリカが
80年前に行った児童大量殺戮だ

現在世界中で戦争や紛争が行われ
学校や病院に対する攻撃をして
罪もない子供や病人が殺されているが

平和ボケした私の脳みそでは何が目的
なのかまったく理解できないし
理解したいとも思わない

私はもうすぐ還暦を迎えるが
対馬丸の事を今朝のテレビで初めて知った
こんな大事件を知らなかったのは
私だけなのだろうか?

インターネットなどで調べると
40年ほど前にアニメ映画が製作されて
私より10才ぐらい若い人たちは
小学校で見て知っているようだが

私の世代の者は対馬丸のことは知らない
可能性が高いようである

私は対馬丸の事を知って今の今まで
知らなかったことが申し訳ない気になった

我々は平和ボケしているので
自ら戦争の悲惨さを求めて知ろうとは
思わないのがいけないのだと思う

しかしここまでの大虐殺の事実は
戦時中とはいえ歴史的にあまり例がない
ほど悲惨なものなので絶対に風化させては
ならないことであり

毎年8月22日には国民が黙祷を捧げる
日にしてはどうだろうか

私はアメリカ文化の中で育ちアメリカが
好きなので今さら昔の恨みで
アメリカを悪くいうつもりはない

逆にアメリカでさえこんな
児童大虐殺をするのだから
イスラエルがガザで行っている虐殺行為は
やもうえない事だと思えてくる

知覧の特効平和会館へ行って思ったが
戦争では大勢の名もない兵士たちが家族を
守るために戦って散っていき

罪のない一般市民や子供たちが虐殺
されるのが戦争なのである

戦争は国家間の様々な問題で起きるが
プーチンもネタニヤフも戦争を起こした
政府の役人たちは最後まで死ぬことはない

だから国民は政府の役人が身勝手な
自分のプライドや意地のために
戦争を起こさないように監視する
必要がある

私は二度と戦争を起こさないためにも
対馬丸撃沈の事実をもっと多くの
国民が知るべきだと思ったのである。



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