• 2024/08/22
  • 鍼灸・東洋医学
東洋医学の強みとは


西洋医学ではその症状の原因を
調べて薬を処方したり手術をしたり
治療法が決定する

例えばインフルエンザにはタミフル
流行性の感冒なら抗生物質というふうに

ところが

どんな大きな病院で検査しても
原因が分からない症状がある

原因が分からない時には
西洋医学は対症療法しか
頼る治療法がない

痛みが強ければ鎮痛薬
熱が高ければ解熱剤
眠れなければ睡眠薬と
場当たり的に症状を止めているだけで
症状の原因にアプローチできないので
永遠に治らないケースもある

一方東洋医学、特に鍼灸治療では
鍼と灸で体が生まれ持っている
病と闘うシステムを刺激して
病魔を追い出す治療法である

だから症状の原因が分からなくても
とにかく体が強く気力が充実していれば
免疫力や自然治癒力が病気を
治してくれるのである

人間の持ている免疫力や自然治癒力は
地球の浄化作用に匹敵するほど強力である

大学病院でも匙を投げられた
原因不明の奇病や重症の変形性疾患が
当院のような町の小さな鍼灸院で
奇跡的な回復を何度も目の当たりにするのは
人の体は治るように作られているという
基本理念を信じて治療しているからである

自分の体は人類が作ったものではなく
大宇宙の創作物であり
自分の体が持っている治すシステムの
性能を正しく評価することができれば
どんなに難しい症状でも
回復することを信じることができる

西洋医学と東洋医学はそれぞれに
得意分野があるのでお互いの
強みを持ち合って弱い所を補い合えば
良いと思うが

東洋医学の一番の強みは病を治す材料は
全て患者本人の体が持っているので
ひたすら気血の巡りを良くして
体調を整えていけば体は自ずと治るという
基本理念がある事である。



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