• 2024/07/11
  • 院長のひとり言
大谷翔平のようなトップアスリートに学べ


肘や膝の調子が悪くて
整形外科や整骨院に通っているが
痛みがなくなることはない

週に3回のテニスと1回のヨガが
とても楽しみで
いつまでも楽しく続けたいと
思っているが

どうしてもテニスやヨガをした後に
肘と膝の痛みが増して最近では痛くて
楽しめなくなってきたので
鍼灸治療のために当院に来院した

こんなケースの患者さんは多い

私はトレーナーではなく
治療家なので肘や膝の治療をする時は
どうしても治療期間中は
テニスやヨガはしないでもらいたい
という思いがある

肘や膝に炎症があるかぎり
どんなに最高の治療を施しても
結局スッキリとは治らないからである

本人もその事には気が付いているが
どうしても止められない人が多い

以前、マラソンの川内優輝選手が
膝と股関節を故障してなかなか
治らない話を書いたことがあるが

トップアスリートとなると話は別だ

どこかに痛みがあると最高の
パフォーマンスは不可能であり
中途半端な体調でいくら死ぬ気で頑張っても
ライバルに勝つことはできない

だから川内選手は成績がどんどん
悪くなってしまい並みのアスリートに
なってしまっているのだ

メジャーリーグの大谷選手などは
去年のシーズン途中で肘の手術のために
完全休業して治療に専念して
今年はピッチングを封印して
バッティングに専念して肘の
回復を待っている

これがトップアスリートなのである

だからメジャーリーグの猛者達の中で
スターとして活躍することができている

トップアスリートに求められるものは
常に世界トップレベルのパフォーマンスだ
だから少しでも体調に異変があれば
すぐに患部を安静にして一秒でも早く
治そうとするのである

アスリートのレベルが下がれば下がるほど
やりたい気持ちを抑えずにいつまでも
ずるずると慢性的に治らない傾向にあるが

たとえ素人の遊びであっても
トップアスリートを見習って
痛みや不調があれば速やかに休んで
患部を安静にして早く治す努力を
してもらいたい

それが結局は体がいつまでも健康で
大好きなスポーツを続けることができる
唯一の方法なのである。


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