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- 整形外科学会の腰痛ガイドラインを見てビックリ!
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ネットの腰痛体操の動画の見出しに
整形外科学会の腰痛ガイドラインに
急性腰痛に対しては安静よりも
活動性維持の方が有用であると書いてある
と言うので「ホンマかいな?」と
調べてみると本当にその通りに
記載されているではなか
しかも
牽引療法、超音波療法、低周波療法
温熱療法、腰椎サポートなど
すべてにおいて効果が認められない
特にコルセットは腰痛予防の
効果すらないとしている
そして
慢性腰痛に対する運動療法は有効で
急性及び亜急性腰痛に対しての
エビデンスはないとしている
一方で
鍼灸、整体、マッサージ、ヨガなどは
短期的には有効としているが
これは各分野の国家資格者に
配慮した記述のような気がする
整形外科学会は発症から4週間未満の
腰痛を急性腰痛と分類しているが
普通一般的に急性腰痛といえば
ぎっくり腰のように腰部の捻挫や
肉離れをおこして激痛で動けないものを
急性腰痛を思っている
だから世間一般の人が思っている
急性腰痛と整形外科学会のいう
急性腰痛とは大きな違いがある
だからネット広告の腰痛体操で
急性腰痛でも安静にしていては治らない
痛くても腰痛体操をどんどん行いましょう
などとアホな宣伝をするのだ
実際には腰痛ガイドラインでは
急性腰痛にたいする運動療法の
エビデンスは認めていないのだ
ところが「急性腰痛は安静よりも・・・」
という文言が独り歩きして
どんな腰痛でも腰痛体操をしたほうが
良いという解釈になってしまっているのだ
これではぎっくり腰で安静にしなければ
ならない人たちまで腰痛体操を行い
逆に悪化してしまい
みんな治らずに慢性腰痛になって
誰も治らなくなってしまうではなか
本当に困った問題である。
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