• 2024/02/08
  • 院長のひとり言
健康保険料1人月500円増で子育て支援金(怒)


岸田総理が子育て支援金の財源に
健康保険料を加入者一人当たり
月500円づつ徴収するというのは

どう考えても「お門違い」である

当院ではケガの治療以外の
肩こりや慢性痛は健康保険を
使わずに患者さん本人の
実費治療としている

それはナゼか?

健康保険料は国民が自分や家族が
病気やケガなどで突然高額な医療費が
必要になっても困らないように

みんなでお金を出し合って
助け合う「相互扶助」のための
大事なお金だから違う目的で使うことは
絶対に許されないからである

その事は法律でもうたわれているし
各保健者も厚生労働省も
各医療機関に強く指導している

なのに総理大臣ともあろうお方が
健康保険料を増額して子育て支援金に
あてるなどとほざいているのだ

健康保険料を何だと思っているのだ
健康保険料は税金ではないので
子育て支援金の財源にはできないはずだ

自分たちの票集めのために
健康保険料を値上げして
異次元のバラマキ政治をする

そんなことが許されるわけがない

バラまきたいのなら自民党の
政党助成金や裏金をバラまいて
人気取りをすればいいのである

だいたいお金をバラまいて
少子化対策などと言っていることが
バカげているのだ

去年年金は2%上げられたが
厚生労働省によると物価が3%上がっているので
事実上手取りは1%減っている

高齢者はどんどん手取りが減って
物価が上がり苦しい生活になっているのに
まだ健康保険料まで上げるつもりなのか

そもそも国民年金の人は一か月
6万円というではないか
これでは生活保護費の半額しかない

生活保護費は最低限の文化的な
生活を保障できる金額である

一生懸命働いて国民年金を満額掛けた人が
最低限の文化的な生活が保障されない

こんな不公平で異常な状態を岸田総理は
何を考えて放置しているのだろうか?

1人当たり月に500円増額という事は
夫婦2人なら1年で12000円となり
かなりインパクトのある負担増になる

こんな負担を負わせるのならその前に
国民年金額をせめて生活保護と同額に
するぐらいの大改革をしないと
景気は悪くなる一方である

私はできるだけ政治的な批判は
書きたくないと思っているが
今回だけは我慢の限界を超えてしまった(怒)



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