- トヨタは昔のものづくり精神を取り戻せ!
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相次ぐ不正や不祥事で揺れている
トヨタ自動車だが
私の目にはこのような不祥事が
発覚する前から
「今のトヨタは手を抜きすぎ」
という印象をもっていた
私は22才のころに中古のマツダ
ファミリアを安く手に入れて
次に父親から日産ブルーバードを
譲り受けて乗っていた
そうこうしている内に私も
30代になり少しは稼げるようになり
新車でトヨタのカルディナを買った
カルディナは細かい内装の細部まで
しっかりと作りこまれていて
コンソールや小さなボックスの
蓋を開けるのもいままでの車は
ガチャという音がしたが
カルディナはプッシュすると
蓋がスーと静かに開き
しかも全てのボックスの内側に
フエルトが貼られていた
「やっぱりトヨタは違うな」
という印象をうけた
とても気に入って乗っていたのだが
その頃はやっていたタイヤを
インチアップして安物のタイヤに
履き替えてしまって乗り心地が
悪くなってしまい6年半で買い替えを決意
その頃は整骨院バブルとも言える
好景気だったのでベンツやBMWなど
外車もいろいろ試乗しに行っていたが
トヨタのイプサムを試乗した時に
広くて静かでまるで滑るように走るのに
驚いて即日購入した
この車はホントにいい車で
私が15年乗りその後息子が3年乗った
もうトヨタは最高で「車はトヨタ!」
というぐらいトヨタを信頼していた
だから次の車もトヨタしか見ていなくて
トヨタ車の中からC-HRを選んで買った
15年も1台の車を乗り続けていたので
その間にドアの開け方からエンジンの
かけ方まで何もかも進化していて
驚いたがボックスの中のフエルトが
なくなり何となく手抜きされた気分がした
C-HRに乗っていた5年間トヨタの出す
新車を観察していたが
どれもこれもモデルチェンジ前の方が
明らかに内装が豪華なのだ
何というか「このぐらいでええやろ」的な
100点ではなく80点ぐらいの仕上がりの
作り方になってきている印象がした
しかもタイやベトナムで300万円台後半で
売っているカローラクロスが日本で
発売になると
内外装がいかにも安く作った感じになり
200万円台~の売りだしだった
外国ではしっかり作りこんでいる車を
わざわざ安物に作り替えて
日本で発売するトヨタの体質に
疑問を持ってしまった
C-HRから乗り換える時には
トヨタ以外の車も乗ってみようと
いろいろなメーカーの車を試乗して
今は三菱の車に乗っている
三菱も過去にいろいろあったが
トヨタのように「このぐらいでええやろ」
ではなく小さなメーカーだが全力で
作りこんでいてエクリプスクロスPHEVは
本当に素晴らしい車である
トヨタは不祥事がどうこう言う前に
今こそ昔のように出し惜しみせずに
全力で車を作るメーカーに
戻らなければ私のようにトヨタを見限る人が
増えてしまうのではないだろうか?
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