- 痛みは危険回避装置と身をもって実感した
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10月23日に鼠径ヘルニアの手術を受けて
昨日でちょうど1か月経過して
患部の痛みはゼロではないが
日常生活にはほとんど気にならなくなった
特に朝起きた時に仰向けで伸びをしたときに
患部に引っ張るような違和感を感じて
「そろそろ1か月なので少しぐらいは
引っ張って皮の柔軟性を引き出さないと」
などと思って
もっと伸びをしたり、体幹を捻じってみたり
布団のなかでストレッチをしてしまい
その後でしばらく更に痛い思いをして
そうや、痛いのに無理に刺激したら
アカンかったんや!
これは人間のサガなのだろうか?
私は常日頃から患者さんに
「痛みは危険回避装置ですので
痛いときには安静にしてください」などと
患部をストレッチしたりマッサージする
ことを禁止しる立場の人間である
なのに
自分の事となるとそのことを忘れて
無理に患部を刺激するような行為をしてしまい
逆に痛い思いをしてしまっているのだから
一般の患者さんが
痛いけど、それをちょっと我慢して
伸ばすと皮膚や筋肉の繊維に柔軟性がでて
痛みが緩和するのではないだろうかと
思ってしまうのは無理もないことだと
患者さんの気持ちがよく分かった
そして
やっぱり日ごろ自分が患者さんたちに
指導していることは正しいのだと
再確認できたのである(笑)
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