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- 外傷は適切な応急処置ができるかどうかが分かれ道
- 外傷は適切な応急処置ができるかどうかが分かれ道
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去年の秋祭りで太鼓台を担いで
太ももの後の付け根の靭帯を損傷した
50代後半の男性
私がその場に居合わせたので
すぐに治療所に連れて行き
鍼灸治療とテーピング固定し
松葉杖を貸し出した
1週間は毎日鍼灸治療と固定をして
少し痛みが治まったので
その後は1週間に2回のペースで治療し
約1ヶ月で完治した
あれから1年経った昨日
秋祭りの準備で久しぶりに
その男性と会った
「おかげさまで先生に治療してもらって
あれから全く痛くなく過ごしています
昨日も野球で二塁からホームまで全力疾走して
滑りこんでも大丈夫でした!」
「本当によかったですね」
この方のケガはかなり重症で
受傷直後は足をついて歩くだけで
顔がゆがむほどの激痛で
もしかしたら手術で靭帯を縫い合わせる
必要があるかもしれないと考えたほどだった
もし手術しなくて治っても
伸びた靭帯の部分が弱くなってしまう
恐れがあったのだ
それがこれほど完璧に治るとは
私も予想できなかった
幸運だったのは怪我をした時に
スグに応急処置をして固定をして
松葉杖で完全に安静にできたことだ
怪我をして、それからしばしば
無理をすると痛みが出る人が多いが
これは応急処置がされなかったり
安静が保たれなかったりして
患部が伸びたままとか、きたない状態で
症状が固定してしまっているので患部に
負荷がかかると痛みになってしまうのだ
そうなるとその都度痛みをとる
治療をするしかしかたないのである
何をやってもベストパフォーマンスで
人生を楽しむ事ができるようになるか
何をやってもすぐに痛くなってしまい
辛い人生を過ごすか
怪我は誰でもするものだが肝心なのは
怪我をした時にスグに適切な応急処置をして
安静にすることである、それは
人生の分かれ道といっても過言ではない
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